群馬支部ブログ「心にググッと群馬支部」vol.7 – 宮内善光選手
宮内善光選手
2024.02.19
こんにちは。
3回目のブログです。
スパルタという言葉の語源。
それは古代ギリシャの国の名前で、兵士を育てる為の厳しい訓練があったことから「スパルタ教育」の語源になったとか。
そのスパルタという言葉をまんま大会名にしている『スパルタンレース』なるものをご存知でしょうか?
スパルタンレースは、世界40カ国・年間170レース以上が開催されている世界最高峰最大級の障害物レースです。
各競技それぞれに5km~20km以上のランに加え、20~30個の障害物が設置されており、それらを参加者の肉体のみで乗り越え、ゴールを目指すというめちゃくちゃタフなレースなのです💦
日本ではまだあまり馴染みありませんが、世界では人気の大会で毎年多くの人が参加しています。
僕も1、2年前にこの存在を知り、そんなのもあるんだーくらいでしたが、なにを血迷ったかいつの間にかエントリーと言う事になりまして、、
自分の今年のテーマが『新しいことに挑戦』ですのでちょうどいいか、と。
僕が出場したのはオープンクラスという、大会を初めて走る初心者向けのクラス。
コースの全長は5キロで20の障害物があります。
競輪選手は普段きつい練習をしていて体力ももちろんありますが、5キロ走れるかといったら話は別。
自転車というのは地面からの反発、衝撃がありません。
だから競輪選手は歩いたり走ったりするとすぐに疲れちゃうんですねこれが。
なのでスパルタンまでの1ヶ月ちょい、走りこみました。
普段の練習の合間にランニングを取り入れてたんですが、自分が思ってるより走れないんですよねー。
太ももが重い。
体が重い。
骨や健が軋む、痛い。
始めは筋肉痛になるわ、あっちこっち痛いわで大変でした💦
こんなんで大会出れんのかな、と内心ちょっと焦ってました。
でも1ヶ月続けていたら体も痛くならないし、歩かず5キロ走れるようになったんです!
継続は力なり、とはよく言ったもので。
人間の体ってちゃんと適応するんだなあ、と感心しました。
そして宮内善光、よく頑張ったなと。
(なにを頑張ってん。もっと競輪頑張れや。もっと自転車の練習せいや。)
とかはここでは置いといてください💦
そして先日、スパルタンレース走ってまいりました。
結果と大会の様子については次のブログに書かせて頂きますので、どうぞお楽しみに😊
群馬県出身。日本競輪選手会群馬支部・88期生としてデビュー。 初勝利は2003年7月19日の弥彦競輪。師匠は須田一也選手(群馬・62期)。 ニックネームはぜんちゃん・ぜんくん。特技はクレー射撃。