実況の平山です。
前橋競輪は12日から「さわやか杯」です。
爽やかさでは定評のある私にぴったりのシリーズです。

…大変失礼いたしました。

前検日は初日特選インタビューがあるので検車場に行きますが、必ず読む貼り紙があります。

「プロ選手心得13ヵ条」です。

「アマチュアの考え方」「プロフェッショナルの考え方」の二つから、「仕事のシナリオ」「いいわけ」「目標」などなど、アマチュアはこう考える、プロはこう考えると箇条書きにしたものです。

いや、見るたびに心が痛いですね。痛すぎてズキンズキン刺さります。

特に「アマチュアの考え方」のところは「全部私当てはまります。すみません。」といつも貼り紙に向かって謝っています。
年間10回以上謝っていますが、いつまでたっても心が痛いのは変わりません。

最初は文字起こしをしようと思いましたが、心の痛みに耐えられずやめました。

写真でご覧の通り紙も色あせていて、かなり前から貼りだしているものと思います。
そこで前橋競輪の歴史に詳しい方にこっそり聞いてみました。

「この貼り紙、いつから貼ってあるんですか？」
「これは鈴木保巳さんのなんだよね。」

…なるほど！！！！群馬王国の礎を作られた鈴木保巳さん(1期)の言葉でした。

私も一応プロの端くれとして、心して明日から仕事したいと思います。

でも、また心が痛くなるんだろうなあ・・・。