平山信一の「今日のひとりごと。」vol.17
平山信一
2021.02.21
みなさんご機嫌いかがですか?平山です。
私はご機嫌があまりよろしくありません、
外に出ると突然鼻が垂れくしゃみはでるわ目はしょぼしょぼするわ、家を一歩出てすぐにUターンするか、日本中のスギの木を切り倒したい気分です。
今節は報知新聞社杯。3日間のS級シリーズです。
今節「絶対に話を聞く!」と今節決めていた選手がいました。新潟の藤原憲征選手。
2年前、前回の前橋でのレースのことを聞きたかったのです。
いきなりの思い出話スタートですが、私にとって忘れられないレースです。
≪2019年3月13日 前橋第9レース A級決勝≫
今泉薫元選手の引退レースでした。改めて実況聞いたらジャンから涙声ですね。いけないですね。後で叱っておきます。
ラストラン実況、何度もしてきました。私のこの時の心境は実況のとおりです。
番手を回った藤原選手はこのレースどういう心境だったのか、聞きたかったのです。
-私、今泉さんの引退をレース直前に聞いて動揺してしまって・・・。藤原選手はご存知でした?
「近々辞めると噂には聞いてたんですが、準決勝終わった夜、食堂で一緒に夕食を食べながら、それとなく聞いてみたんですよ。『いつ辞めるの?今年いっぱい?』って。そしたらそんな遠い先ではなくて明日って言われて。びっくりしましたよ。」
-ジャンからブロックに車間切り、ガードしていましたね。
「(稲村一門で)一緒に練習していたんです。『先行する』っていうので、惜別じゃないけど、やれることは全部やろうって。」
その後、今泉元選手の兄弟子、地元の稲村好将選手も混じって話が弾みました。
藤原選手と稲村選手、初日9レースに連携します。いいツーショットが撮れそうだったので一枚パシャリ。
今節も3日間よろしくお願いします。
千葉県産千葉県育ち。2012年よりひょんなきっかけで前橋競輪実況を担当。スポーツ観戦が趣味。特に相撲と千葉ロッテとアイスホッケーに関しては語らせたら止まらない。家に猫3匹。