平成2年8月アジア初となる群馬県前橋市グリーンドーム前橋(前橋競輪場)で開催された「世界選手権自転車競技大会」を記念し、同年5月に行なわれた「世界選手権自転車競技日本大会特別記念レース」がルーツとなっている。
平成4年「世界選手権自転車競技大会」日本大会の名誉総裁をお務めになられた寬仁親王殿下(ともひとしんのうでんか)より“寬仁親王牌”が下賜されるとともに、それまでの1日開催から3日間開催のトーナメント戦となったため「世界選手権記念トーナメント(寬仁親王牌争奪)」と名称を改めて第1回が実施された。
平成6年に現在の『寬仁親王牌・世界選手権記念トーナメント』へと名称変更。
※2020年度は新型コロナウイルス感染症の影響により、選考基準を一部変更しています。
・参加選手数/108名、補欠/8名
≪選考期間≫
①平均競走得点
2020年2月~2020年7月(6ヶ月)
②国際大会
2019年8月~2020年7月(12ヶ月)
≪開催時S級在籍≫
(1) S級S班在籍者
(2) 過去3回以上優勝した者(開催時S1)
(3) 東京オリンピック自転車競技トラック種目代表選手
(4) 世界選トラック競技出場者
(5) 世界選に準ずる国際大会トラック競技の1~3位
(6) アジア選ケイリン及びスプリント1位
(7) 過去のオリンピック自転車競技トラック種目メダリスト(全プロトラック競技出場予定かつ開催時S1)
(8) 選手選考対象期間において2ヶ月以上JCFトラック種目強化指定(A)に所属した者(全プロトラック競技出場予定かつ開催時S1)開催時S級在籍
(9) 全プロトラック競技出場予定者で平均競走得点上位者
(10) (1)~(9)で108名に達しない場合は地区プロトラック競技出場者から平均競走得点を勘案し推薦
≪理事長杯:1R(9名)≫
(ア) 世界選ケイリン及びスプリント1位~3位
(イ) S級S班在籍の全プロ出場予定者のうち平均競走得点上位者
(ウ) S級S班在籍の平均競走得点上位者
(エ) 開催時S1在籍の平均競走得点上位者
≪特選:2R(18名)≫
(ア) ワールドカップ、アジア選のケイリン及びスプリント1位
(イ) KEIRINグランプリ2019優勝者(理事長杯に選抜されない場合)
(ウ) S級S班在籍の全プロ出場予定者のうち平均競走得点上位者
(エ) S級S班在籍の平均競走得点上位者
(オ) 開催時S1在籍の平均競走得点上位者
※世界選とは、「2020年世界選手権自転車競技大会(2020.2~3開催予定)」のことをいう。
※アジア選とは、「第40回アジア自転車競技選手権大会(2019.10開催予定)」のことをいう。
※ワールドカップとは、2019年から2020年にかけて行われる「2019~20 UCIワールドカップ」の各大会のことをいう。
日本競輪選手会理事長牌(10月15日) 出場予定選手 ※級班は2020年9月末現在
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佐藤 慎太郎選手
S級S班/福島県/78期
- ・【優勝】競輪グランプリ(2019.12.30)
- ・【優勝】ふるさとダービー(2005.04.23)
昨年のグランプリ優勝を誰が想像した事か。今のスピード競輪でマーク選手が勝つのは至難の業。拠点にしている沖縄での練習がメインだが、南国の甘い世界に触発されず、勝負師の生き様も貫いている。新田が優勝の時は、慎太郎が準優勝だろう。
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新田 祐大選手
S級S班/福島県/90期
- ・【優勝】オールスター競輪(2019.08.14)
- ・【優勝】読売新聞社杯全日本選抜競輪(2018.02.09)
調子の良い時は、勝ち上がりのどこかで必ず先行を散りばめている。他の選手にしてみれば、新田に突っ張られたお手上げだ。親王牌は3年前に渡辺一成とワンツーを決めているが、自身はまだタイトルを手にしていない。今年は表彰台の真ん中に立つ姿が目に浮かぶ。
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平原 康多選手
S級S班/埼玉県/87期
- ・【優勝】共同通信社杯(2018.09.14)
- ・【優勝】読売新聞社杯全日本選抜競輪(2017.02.16)
関東の精神的支柱であるが、失敗した後輩を怒らない姿も、平原の人間性。共同通信社杯でも落車のアクシデントがあったし、今年は怪我も多い。決して、ハンドル捌きが甘い訳ではないし、ギリギリの所で勝負している結果だろう。人望は誰よりあるが、人だけでなくタイトルも一杯付いて来て欲しい。
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郡司 浩平選手
S級S班/神奈川県/99期
- ・【優勝】共同通信社杯(2019.09.13)
- ・【優勝】ウィナーズカップ(2017.03.17)
意外にも走りは完全にアスリート。同タイプの自在選手がいると苦戦するが、普通の競輪なら脚負けはしない。賞金的に地元平塚グランプリの出場は有望視されているが、本人はタイトルを獲ってグランプリ出場しか考えていない。
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脇本 雄太選手
S級S班/福井県/94期
- ・【優勝】寬仁親王牌競輪(2018.10.05)
- ・【優勝】オールスター競輪(2018.08.15)
過去に親王牌では自らのタイトルだけでなく、近畿の先輩選手の優勝にも貢献。名古屋オールスターは残念な結果だったが、無双状態。人気も実力もナンバーワンだし、脇本の時代は当分続きそうだ。
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村上 博幸選手
S級S班/京都府/86期
- ・【優勝】寬仁親王牌競輪(2019.10.11)
- ・【優勝】サマーナイトフェスティバル(2019.07.13)
昨年の親王牌覇者。三谷竜生の仕掛けに乗りワンチャス掴んだ。近況は地元向日町記念を欠場し、共同通信社杯でも股関節痛を理由に途中欠場。体調面が不安視されるが、どんな状態でも昔からG1になると、きっちり脚を作ってきた。とにかく日本競輪選手会理事長杯では、死ぬ気でワッキーに食らいつきたい。
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松浦 悠士選手
S級S班/広島県/98期
- ・【優勝】オールスター競輪(2020.08.12)
- ・【優勝】ウィナーズカップ(2020.03.26)
盟友・清水裕友の存在も大きいが、中四国全体の事を考える“ドン”にもなりつつある。松浦ブランドは他地区の選手も魅力で、共同通信社杯では佐藤慎太郎が連係。稲川翔や南修二、村上博幸と言った近畿の大物選手も付けているし、当分、ファンだけでなく、選手間でも人気を維持して行きそうだ。
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清水 裕友選手
S級S班/山口県/105期
- ・【優勝】サマーナイトフェスティバル(2020.07.10)
- ・【優勝】読売新聞社杯全日本選抜競輪(2020.02.08)
松浦との前後が問題になるが、その時々で決めているのが事実。シリーズの最初の連係が基準になり、途中で逆回りになるケースは少ない。豊橋の全日本選抜で優勝して、今年は良いスタートを切ったが、近況ミニスランプ状態。勢いが戻る事を願いたい。
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中川 誠一郎選手
S級S班/熊本県/85期
- ・【優勝】高松宮記念杯競輪(2019.06.13)
- ・【優勝】読売新聞社杯全日本選抜競輪(2019.02.08)
定位置の7番手、8番手でも捲ってしまうのが、中川の持ち味。もちろん、凡走気味の後方不発で飛んでしまうのも愛嬌。良い意味でも悪い意味でも、これが許されるのは北津留翼と中川だけだろう。それでも、まだ当地のバンクレコードを保持している。絶好調で走った外国人選手にも、この記録は破られていない。
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イベント
アクセス
INFORMATION施設情報
- 住所
- 群馬県前橋市岩神町1-2-1
- 電話番号
- 027-231-4508
- 入場料
- 無料
- 開門時間
- 午前9:45
- 早朝前売り
- 利根西前売にて午前7:30〜
- ゴンドラ席
- 410円(※昼間本場開催時のみ)
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